菜の花保育園における食育への取組み
子どもたちが豊かな人間性を育み、生きる力を身に付けていくためには、何よりも「食」が重要であると
昨今注目されています。
食育基本法では、食育を「生きるうえでの基本であって、知育・徳育及び体育の基礎となるべきもの」と
位置付けると共に、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活
を実践することができる人間を育てる「食育」を推進することが求められています。
しかし、現在の日本においては、社会情勢がめまぐるしく変化し、日々忙しい生活を送る中で、人々は
毎日の「食」の大切さを忘れがちであり、日ごろ食べている果物や野菜がどのような形で栽培されている
のかを知ることが出来なくなっています。
例えば、トマトは知っているけれども、トマトが野菜なのか果物なのかもわからない、畑でできるのか
ビニールハウスでできるのか、ややもすると大人さえもが忘れているのが現実となっています。
豊かな緑と水に恵まれた自然の下で先人から育まれてきた、地域の多様性と豊かな味覚や文化の香
りあふれる日本の「食」が失われる危機にもあり、食育を実体験から学ぶ必要があるのではないかと考
えております。
保育園の園児の食べるものは、子どもたちの「からだ」を形作り、将来に渡りその健康に深く関与します。
また子どもたちの「良い心」あるいは「良い人格育成」にも大きな影響を与えていることが、最近話題にも
なっています。
朝食を食べる子と食べない子どもの集中力や学習意欲にも大きな差として現れているとも言われます。
そうした中で、菜の花保育園では「年間食育計画」をもとに、野菜づくり、クッキング、お箸の持ち方など
を毎月19日の「食育の日」に栄養士・保育士を中心として子どもたちに教えることで、食を身近なもの
に感じ大切にする気持ちを育みたいと考えています。
また、季節感のある献立や、毎日の手作りおやつを通して、子どもたちに楽しい食事・おいしい食事を提
供し、食べるということがどんなに楽しいことであるか、子どもたちに知ってもらいたいと願っています。
新・保育所保育指針においても、食育の推進が実施事項として盛り込まれました。 菜の花保育園にお
いても、さらに充実した食育活動を目指し、取り組んで参りたいと思います。
建昌菜の花保育園 園長 伊東 理一郎
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建昌菜の花保育園
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